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香川 地中美術館&李禹煥美術館 [KAGAWA☆イロイロ]

チェックイン後は早速、地中美術館へ向かいました。(2015年12月12日の事です。)

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2004年に地中美術館は設立されました。
鑑賞料金は、2,060円でした。

地中美術館は建物の大半が地下に埋設されています。
安藤忠雄氏設計の建物です。
館内にはクロード・モネ、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの3人のみの作品があります。
実は、海外の団体観光客一行があまりに作品が少ないこと・マナーについて注意されたことで猛抗議中。
最晩年のモネの睡蓮の前でのことでした。
靴を脱ぎ自然光のみで鑑賞する睡蓮は、素晴らしいのです。
5点の睡蓮は、もし一つなぎにすれば全長14mになるそうです。

この美術館は、アーティストと安藤建築との戦いのような。
光と影、光の加減で作品への感じ方も変わります。
何よりもこの凄い安藤忠雄氏の建築の中で負けない作品を鑑賞するだけで大満足です。
なぜか、迷ってしまい何度も同じ場所をグルグル。
結局見たかったものは、自分では見つけられず近くにいた方から教えていただきました(^^ゞ

次は、李禹煥美術館へ。
鑑賞料金は、1,030円でした。
2010年に李 禹煥(リ・ウーファン)美術館は開館しました。
「もの派」と評される現代アートを主導してきたアーティストです。
こちらも安藤忠雄氏の建築の建物です。

照応の広場には、李 禹煥が建てた18.5mの六角形のコンクリート柱があります。
安藤氏建築の建物に対しピンと張り詰めた空気を醸し出していました。
安藤忠雄氏が「美術家と建築家がぶつかり合って実現した美術館」と話されたことがなるほどと思えるつくりです。
現在は、建築と美術が響き合っていて、ここは静寂の場所なんだと感じながら鑑賞しました。

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館内に入ります。

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「出会いの間」「小間」「沈黙の間」「影の間」「瞑想の間」とわかれています。
瞑想の間では、靴を脱ぎ思い思いの格好で過ごします。
横になっている方が多かったですね。
私は横になったら寝てしまいそうだったので座ってみました(^^ゞ
無になるというより感性を研ぎ澄ます。
そんな場所でした。

地中美術館では、完全予約制のオープンスカイ・ナイトプログラムや李禹煥美術館は、プログラムトークツアーなどの色々なツアーがあります。
日時が合えば参加するのが良いと思います。
現代アートって作者の気持ちなどよくわからないことなどを解説によって理解できることが多いので。

私たちは、今回ベネッセハウスミュージアムのツアー2つに参加する予定だったので。またホテルへ戻ります。

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