ドガ展

日本では、21年ぶりのドガ展へ行きました。
120点もの作品を楽しみにしていました。
そのなかでも「エトワール」は日本初公開です。



今月末までの開催ということもあり混雑していました。
ゴッホ展を見てから少し作品の見方が変わったかもしれません。
エドガー・ドガという人がどうやって生きてきたか。
どういう人物だったのか。
気になって考えながらまわりました。

「エトワール」は、光の使い方が素晴らしく、透けるような衣装のさま。
また絵筆だけでなく指を使ってインクを拭き取っているようです。
プリンシバルの美しい動きを強調しています。
じっと見すぎて考えさせられて立ちくらみしたくらいです。
背後にいる黒い服の紳士が気になって家へ帰ってから調べました。
どうもパトロンと考えられているようです。
華やかな美しい世界だけでなくドガは舞台裏の鋭い視線までもこの作品に描きこんだのでしょう。

ドガ展は、横浜美術館で12月31日まで開催されています。

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